ホーム > 院長のインプラントへのこだわり
院長は1986年からインプラント治療を行い、現在でも積極的にインプラント学会・学会発表・研究会・セミナーに参加し、インプラント治療を行っております。
ほとんどの歯科医院では、手術器材の準備・滅菌・手術時のセッティング・手術後のインプラント器材の洗浄や手入れなどは、アシスタントが行っています。
またインプラント上部構造の製作の際、個人トレーや技工用石膏模型の製作・アバットメント(上部構造の土台)の形成なども、ほぼ全ての医療機関が歯科技工士に任せています。
しかし、私はすべて自分でやらなければ気が済まない性分なので、インプラント器材の準備・洗浄・手入れ・上部構造の一部の技工作業は全て自分で行っております。
器具の洗浄や手入れなどはスタッフに頼めば楽とは思います。
私は料理が趣味の一つですが、料理をするときも買い出し・調理・皿の選択・盛り付け・提供するタイミング・洗い物・台所の洗浄・調理道具の手入れなどすべて自分でやらないと気が済みません。
料理人同様に自分で使う道具の手入れは他人任せにはしたくなく、インプラントの器材においても自分で手入れをすると道具に対する愛着がわきますし、インプラント治療に対して常に初心に戻り、気合が入るからです。
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- オペ前日に口腔内写真・顎模型・シュミレーションしたCT画像を再度観察しながら翌日に行うオペのイメージトレーニングを十分行います。
- 院長自ら、翌日に使用する器材を入念にチェックして準備をします。
あらゆる状況になっても対処できるように十分な器材を用意しておきます。
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- 口腔内に直接触れる器材は、滅菌バッグやドレープに包んで、インプラントオペ当日に滅菌し準備完了です。
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- オペで使用したインプラント器材は、オペ後すぐに清掃を行います。
この作業は自分でやらないと気が済みません。 - 清掃した後、器具の手入れをしエアーをかけて十分乾燥させます。
ここまで1時間以上かけて、後片付けを終えます。
- オペで使用したインプラント器材は、オペ後すぐに清掃を行います。
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- 個人トレーというインプラント専用の型取り用の枠を作ります。
- 個人トレーが出来上がったらシリコン印象材で精密な型取りをします。
- 型取りを終えたら、インプラントと同じ形態のアナログを型に取り付けて、院長自ら歯肉付きの石膏模型の製作をします。
- 綺麗な石膏模型を製作するために、個人トレー周囲をパラフィンワックスで囲みます。
- 型に超硬石膏を気泡を入れないように注ぎます。
- 歯肉付きのインプラント技工用石膏模型の出来上がりです。
(アバットメントをCAD-CAMで製作する場合は、この段階で技工所に委託します。) - 既製アバットメントを使用する場合は、院長自身が技工作業を行います。
チタン製のアバットメント(上部構造の土台)をエアータービンと歯科用エンジンを使用して形成します。 - 既製アバットメントの形成が完了しました。
既製アバットメントを使用する場合は、この段階でクラウンの製作を技工所に委託します。 - 既製アバットメントに合わせてクラウンの金属フレームが出来上がりました。
このフレームが口腔内でピッタリ入るか試適します。
入れば次回完成となりますが、入らなければ型からやり直しをします。 - 金属フレームに白い歯をコーティングして上部構造が出来上がりました。
これを口腔内で微調整し、セットして完成です。