2020年 初ブログ
2020.01.04
こんにちは。助手の成田です。明けましておめでとうございます。
年末年始はお餅を頂く機会が多いと思いますが、年明けて最初の診療日には「お餅を食べた為に被せものや詰め物が取れた」という急患の方が多く来院されます。
被せものや詰め物は付け直す事ができる可能性があるのでお電話で事前にご連絡をいただければ取れた物も一緒にお持ちいただくようお伝えする事ができますが、直接来院された患者さんの中には家に置いて来てしまった、捨ててしまったという方も少なくはないので、わからない場合はご自身で判断せず取れた物を捨てずに一緒にお持ち下さいね。
また、飲み込んでしまった場合はほとんど体外に排出されると思いますが、不安であれば内科を受診し、レントゲンを撮影してもらいましょう。
ここで、気をつけて頂きたいのは一歯用などの小さい部分入れ歯の誤飲です。保険適用の部分入れ歯には必ず歯に引っかける金具がついています。その金具を飲み込んでしまうと胃の中で引っかかってしまい手術で取り除かなければいけないのです。処置が遅れてしまうと最悪の場合、死に至るくらい侮れない存在なのです。
私も以前に小さい部分入れ歯を飲み込んでしまいましたが、幸い胃には引っかからず体外に排出されました。
そういった危険性もあるため清沢歯科では、片側のみの小さい部分入れ歯はおすすめしていません。可能であればインプラントやブリッジが良いですが、両側を繋ぐ大きい部分入れ歯は口に入れた時の違和感を気にされる方が多いですが、清沢歯科では違和感を少しでも軽減出来るよう保険外の金属床での選択や入れ歯の調整など行っていますのでお気軽にご相談下さい。