歯磨きとウィルス予防
2020.03.14
こんにちは。助手の宮内です。
春風も吹く中、新型コロナウィルスの感染拡大により、経済にも影響が及んでいますね。
テレビやラジオでは当たり前のように常にコロナウィルスのニュースが流れています。
今ではSNSで簡単に良くも悪くも情報を共有できるため、デマ情報が拡散されて生活必需品が品薄になるなどもはやなにが本当なのかわからない状態ですね。
マスクは常に売り切れですし、消毒用エタノールや、ティッシュペーパー、トイレットペーパーまで‥もはやウィルスと関係ないものまでお店から消えています。
当院でも、このウィルス感染拡大の影響により待合室での新聞雑誌の撤去、マスク着用や来院された際の手指消毒を患者様に対してご協力を呼びかけている状態ですが、マスクが欲しくてもなかなか手に入らないという方もたくさんいらっしゃると思います。
当院でもマスクの数に限りがございますので来院される度にというわけにはいきませんが、お持ちでない方は受付にてお渡ししておりますので、ご不便をおかけしますが待合室での感染予防にご協力お願いいたします。
しかし、ウィルスからのマスクの予防効果というのはほぼ無いみたいですね💦
あくまで他人に感染しないようにするための物なので、結局は手洗いうがいや身体そのものの免疫力が予防に繋がるという事ですね。
特に、口内が乾燥しているとウィルスが喉の粘膜に滞在しやすくなるようなので、唾を頻繁に飲むとウィルスが洗い流され、胃酸で死滅するそうです。
そして、まず第一に口内が汚れた状態では菌の活動を活発にしてしまいます。
喉の奥には発癌物質が常在していますが、歯磨きをしないと、発癌物質が洗い流されないのでまったく歯を磨かないかたは、1日に2回以上磨く方の2.5倍、癌になるリスクが高いそうです。
また、最近の死因として誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)が大きく取り上げられていますが、これも歯周病が原因だと言われています。実は歯周病は死亡に結び付く病気なのです。
誤嚥性肺炎はお年寄りに多い病気です。
話が少し逸れましたが、コロナウィルスも肺炎の症状で、既往がある方やお年寄りの方が危険と言われています。
若い方も亡くなられている様なので、マスクを探して歩き周るよりも、睡眠をしっかり取り、正しいブラッシングで口内環境を整えておきましょう。