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歯と認知症

2021.02.23

こんにちは、助手の成田です。
まだまだ寒い日が続きますが、とても暖かい日もあったりと時々春の訪れを感じますね。
早いもので新型コロナが流行し始めて、一年になりますね。
まだまだ終息には程遠い状況ですが、ワクチン接種も順次開始する様ですし、終息に一歩前進ですね。
医療従事者のワクチン接種が最初という事ですが、私と同年齢の高齢者の方々は私よりも後の接種になるので申し訳ない気持ちもありますが医療従事者の1人として、優先的に接種できるという事を無駄にしないよう、より一層院内の感染予防や、外出自粛に努めようと思います。

さて、今回は歯と認知症の関係についてブログを書こうと思います。
一見すると関連性がないように感じますが、
実は大きく関係する事が最近ではわかっているそうです。
来院される患者様の中には、入れ歯やインプラントなど何もされていない状態のまま数本の残っている歯だけで食事をされている方が意外にも多く、清沢院長はそういった患者様には常々入れ歯やインプラントあるいはブリッジを入れるべきだと言っております。
何故かというと、上下の歯でしっかり物を噛むという行為は脳の血流を上げてくれる効果があるそうで、奥歯が無い状態の人はある人に比べると認知症になるリスクが1.9倍も上がるという事もわかっているそうです。
私は、インプラントや入れ歯もしています。
素人考えですが、もしかすると上下でしっかり噛める喜びが、生きる事への活力となり仕事への能率を上げてくれているのかもしれません。
スタッフの中では最高齢ですが、毎日しっかり
仕事が出来る事もこれと関係しているのかもしれませんね。
認知症はとても怖い病気です。誰にでも起こりえる病気です。しかし、偽物の歯であれ歯があるというだけで少しでも認知症になる確率が下がるならそのままにしておく理由はありませんよね。
もちろん、金額の問題や治療への不安など様々な事情はあるかもしれませんが清沢歯科では患者様の状態に沿った治療をさせていただいています。ぜひご相談下さい。