在宅歯科医療研修会に出席
2015.05.10
本日、歯科衛生士の金子・戸羽と共に在宅歯科医療研修会に出席してまいりました。
場所：三郷市文化会館
〈内容〉
●「高齢者に対するかかりつけ歯科医が実施する診療所を核にした治療とリハビリテーションの在り方」
植田耕一郎先生
日本大学歯学部摂食機能療法学講座教授
脳梗塞後の口腔内の悪状況の変化
接触嚥下リハビリテーションのアプローチと重要性
摂食・嚥下：先行期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期一連の運動動作について
口腔機能の評価法：オーラルディアドコキネシス・反復唾液えん下テスト・ブローイングの方法
口腔機能トレーニングのポイントとその実際
●「他職種連携につながる地域包括ケアシステムの歯科の役割」
森幸枝先生
医療法人健和会まちかどひろば介護保険相談室ケアマネージャー
地域包括ケアシステムについて
要介護者の在宅歯科診療を行う上のケアマネージャーとの連携の必要性
介護保険の居宅療養管理指導の算定要件について
●「嚥下内視鏡検査の使用法（緊急時の対応）」
篠崎裕道先生
嚥下内視鏡検査 東京医科歯科大学大学院
嚥下のしくみと誤えんとの判別・嚥下内視鏡検査の方法と注意点
●「歯科医の往診時における高齢者の心身・身体の特徴」
谷口聡先生
三郷市医師会地域保健部
加齢による人体の細胞・内蔵・筋肉・骨の衰退について
精神的・社会的・経済的な変化について
●「歯科往診における緊急時の対処法」
田邊博義先生
草加保健所長
演題を変更し、本人も含めたエンディングロードについて考えること
保健所長として訪問歯科の他、知的障害者の歯科治療について