埼玉インプラント研究会定例会出席
2015.06.22
本日、NPO法人埼玉インプラント研究会の定時総会に出席してまいりました。
場所:埼玉県浦和区役所保健センター
定例会
演者 小澤文貞先生
埼玉インプラント研究会会員
演題 「これからの歯科医療」
歯科治療は、今やむし歯を治し、入れ歯を入れるだけの治療ではなく、歯科医師でなければ治せない咬合治療によって、全身疾患を改善することができます。
咬合のバランスの不調和により、顎関節症はもとより肩こり・腰痛が起こることは知られていますが、歯科疾患による原因不明の耳鳴り・頭痛・めまい・糖尿病・心臓病などは、世間一般ではあまり知られていません。
また、歯の喪失による様々な機能障害や合併症として、消化不全・胃腸障害・食道癌・胃癌または、精神疾患として認知症の加速化、鬱病などの原因ともなっています。
従来の義歯では咬合の改善ができなかった症例でも、インプラント治療において、咬合と咀嚼能力を改善することが可能となりました。
また、インプラントにより残っている天然歯の寿命が大幅に延び、咬合力の向上により筋力の強化と皺の防止にもつながりアンチエイリアシングにもつながります。
また、咀嚼が与える脳の刺激により認知症の予防にかなりの効果が期待されます。
小澤先生のご要望として、会員の皆さんにインプラントを含めて歯科治療における全身状態あるいは局所的医学的疾患の改善が見られたことをエビデンスとするため、そのような症例をデータ化する必要があるとの事です。
小澤先生の講演の後、定時総会を無事終了いたしました。