日本訪問歯科医学会出席 東京フォーラ...
2010.11.21
日本訪問歯科協会主催の「日本訪問歯科医学会」に11月21日(日)有楽町の東京フォーラムにて開催され、行ってまいりました。
講演内容
①「在宅における専門的口腔ケア」山梨県歯科衛生士会 監事 牛山 京子先生
②「在宅における医科歯科連携の実際」日本プライマリ・ケア連合学会 理事 鈴木 央先生
③「訪問歯科検診時における医療面接」東京医科歯科大学大学院教授 深山 治久先生
④「訪問歯科診療を易しくするためのノウハウ」パタカラ開発者 秋広 良昭先生
⑤「アメリカから見た世界の歯科のトレンド」第140代ADA会長 ユージン・セキグチ先生
⑤その他 日本訪問歯科協会会員発表
歯科衛生士・歯科医師・医師などあらゆる角度から見た、高齢者・要介護者・口腔ケアの必要性・訪問歯科の現状を学ぶことができました。
特に認知症の方に咀嚼機能訓練により、お口から食べることを復活させることで、無表情から笑顔が戻り、認知症が回復に向かったことには感動しました。
今までの医療現場では、寝たきりのご老人を寝たきりのままで介護・治療することが当たり前だったことをくつがえす、お口から食べることが、寝たきりのままにさせず、認知症や全身疾患の予防や回復になる重要な要素になるということが医学の現場でもようやく注目され始めてきたようです。
高齢化社会を迎え、歯科医師・歯科衛生士は、ますます口腔ケア・咀嚼機能訓練の重要性と役割が明確になってきたことを感じました。